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2006年12月31日

がん治療の最前線

がん治療の最前線について・・・

がん治療といえば、一般に手術、放射線治療、化学療法の三大療法が知られていますが、近年、これら以外にも様々な治療法が行なわれるようになっています。


有名なものとしては、人体の免疫機能を上げることによってがんをおさえる“免疫療法”、放射線を放つカプセルなどを体内に埋め込むことで内側からがん細胞に放射線を照射する“小線源療法”、放射線の一種である重粒子線を用いてがんを治療する“重粒子線治療”、がん細胞を凍らせて殺す“凍結療法”、放射線ではなく超音波を使ってがん細胞を叩く“高密度焦点式超音波治療(HIHU)”などがあります。


この他に、中国医学の漢方薬や、中国の健康法として知られる“気功法”をがんの治療に持ち込むといったことも一部の病院で試みられており、一定の効果を上げているといいます。

2006年12月29日

がんの三大治療法

がんの三大治療法についてみてみましょう。

がん治療の代表的なものとして、手術、放射線治療、化学療法の三つがあります。


手術は、がんに冒された患部を切除するという治療法で、がん治療の主力として知られていますが、患者の肉体的・精神的負担が大きいという欠点もあります。


放射線療法は、手術と違い、皮膚を切開する必要はなく、また臓器を温存できるという長所を持っています。


しかし、放射線はがん細胞以外の正常細胞にも大きなダメージを与えるという欠点も併せ持っており、がんの種類によっては放射線治療が有効でないものもあります。


化学療法は、抗がん剤などを用いる療法です。がんの種類によっては、抗がん剤だけで治癒してしまうものもあります。


また化学療法は、手術前にがんを小さくしておいたり、術後の再発を防ぐという目的でも用いられます。


抗がん剤には副作用が強いという欠点があり、脱毛、吐き気、食欲不振、便秘、さらには肝機能障害や心障害といった症状が起こってきます。

2006年12月28日

卵巣がんの診断と治療

卵巣がんの診断と治療についてみてみましょう。

卵巣がんは他のがんと異なり、詳細な診断のために開腹手術が行なわれます。


これは“ステージング手術”と呼ばれ、この手術によってがんが良性か悪性か、またどれくらい広がっているかを知ることができます。


卵巣がんの治療は、手術によってがんを取り除き、それに抗がん剤を併用するという方法が一般的です。


卵巣がんは、抗がん剤がよく効くがんの一つで、特に“シスプラチン”と呼ばれる抗がん剤がよく用いられます。


抗がん剤は、手術で取りきれなかったがんを治療するために、手術後に投与されることが多かったのですが、最近では、手術前にあらかじめ抗がん剤を投与し、がんを小さくしてから手術する――という方法もとられるようになっています。


なお、放射線治療は、卵巣がんにはあまり有効ではありません。

2006年12月26日

卵巣がんの種類と特徴

卵巣がんの種類と特徴についてみてみましょう。

卵巣がんは、自覚症状が現われにくいがんとして知られており、異常に気づいて病院に行ったときにはすでに転移が広がっていた――ということが少なくないといいます。


卵巣がんで最も多いのは、卵巣表皮にできる上皮性卵巣がんで、卵巣がんのおよそ9割を占めています。


次に多いのが、卵巣胚細胞腫瘍で、これは卵巣の中の“卵子のもと”である胚細胞にがんができるというものです。


卵巣胚細胞腫瘍は、10~20歳代の若い女性に多く、卵巣の片側のみに見つかる場合がほとんどです。


ところで、卵巣がんは、自分の家系に卵巣がんの人がいる場合、その人も卵巣がんにかかるリスクが高くなることが知られています。


卵巣がんの早期発見のためには、定期的な検診が不可欠です。卵巣がん検診は超音波検査で行い、卵巣に異常が認められた場合は血液で腫瘍マーカーを調べます。


最低2年に1回は卵巣がんの検診を受けることが望ましいといわれています。

2006年12月25日

甲状腺がんの治療

甲状腺がんの治療としては、手術が一般的です。甲状腺は、チョウが羽を開いたような形をしており、チョウの羽に当たる部分を“葉”と呼びますが、がんが左右二つの葉に広がっている場合は、手術で甲状腺を全部摘出します。


甲状腺は、体に必要不可欠な“甲状腺ホルモン”を造る臓器であるため、手術で甲状腺を摘出した後は、ホルモン剤を一生服用しなければなりません。


一方、がんが一つの葉にとどまっている場合は、その葉を切除し、がんに冒されていない方の葉は温存します。


この場合、残った葉でホルモンを作ることができるので、ホルモン剤の服用は必要ありません。


甲状腺がんでは、この他に放射線治療や化学療法も行なわれます。また、手術で甲状腺を全摘した患者に対し、再発防止や転移したがんを死滅させる目的で“放射性ヨード”を用いた治療が行なわれることがあります。

2006年12月24日

甲状腺がんの種類と特徴

甲状腺がんとは、のどぼとけのすぐ下にある“甲状腺”にできるがんのことです。


甲状腺がんは20~50歳の女性に多く、子供がかかることも珍しくありません。


また、頭や首に放射線治療を受けたことのある人は、そうでない人よりも甲状腺がんになりやすいといいます。


甲状腺がんは、「乳頭がん」「濾胞がん」「髄様がん」「未分化がん」の4種類に大きく分類されます。


このうちの、乳頭がん、濾胞がん、髄様がんの三つは比較的おとなしい性質で、治癒率も高いという特徴があります。


一方、未分化がんは、発生率はわずかですが悪性度が高く、初期から全身倦怠感や体重減少などの症状が現われ、急速に全身に転移するというやっかいなものです。

2006年12月23日

腎臓がんの治療

腎臓がんの治療についてみてみましょう。

腎臓がんの治療は、転移の可能性がある限り、腎臓を全部摘出する手術を行なうのが一般的です。


腎臓は一つ残っていれば腎機能に支障はなく、摘出しても体に大きなダメージは残りません。


最近では、腎臓全体を摘出するのではなく、がんとその周辺のみを部分的に切除する手術も行なわれていますが、これは初期のがんに限られます。


なお、抗がん剤や放射線治療は、腎臓がんに対してはあまり有効ではありません。


ところで現在、腎臓がんの新しい治療法として“凍結療法”と呼ばれるものが注目されています。


これは、腹部に小さな穴を開けて針を刺し、針先を超低温にすることでがん細胞を凍結させて殺すという治療法です。


凍結療法は、腎臓がんだけではなく、肝臓がんや乳がんなどにも用いられています。

2006年12月22日

腎臓がんの症状と診断

腎臓がんの症状と診断についてみてみましょう。

腎臓がんは、中年以降に多く見られるがんです。腎臓がんを初期段階で見つけるのは難しく、半数以上が、健康診断を受けたときや、他の病気の検査をしたときなどに、偶然発見されています。


腎臓がんの症状としては、血尿、腎臓部のしこりと痛みの三つが代表的なものとして知られていますが、これらの症状がすべて現われたときにはもう手遅れ――ということも少なくありません。


ですから、血尿を見たら、「疲れがたまっているんだろう」などと軽く考えてすませるのではなく、一度専門医の診察を受けた方がよいでしょう。


腎臓がんの診断は、腹部エコー、CT、MRI、血管造影などの画像診断を組み合わせて行なわれます。


より鮮明な血管像、組織像を得るために、 造影剤の注射を同時に行うこともあります。


腎臓がんが発見されると、CT、胸部X線撮影、骨シンチなどの検査が行なわれ、他の臓器に転移がないかの確認が行なわれます。

2006年12月21日

肺がんの原因と予防

肺がんの原因と予防についてみてみましょう。

肺がんの発生は、喫煙の習慣が大きく関係していると考えられています。調査では、喫煙者は非喫煙者に比べ、肺がんによる死亡率が4.1倍、喉頭がんでは20.3倍にもなるという結果が出ています。


しかも、たばこを吸っている本人だけではなく、副流煙(タバコの先から出る煙)を吸った人も、肺がんになる危険性が高くなります。


このように見るなら、肺がん予防は禁煙が第一ということになるでしょう。


タバコの他に、大気汚染も肺がんの原因の一つと考えられています。また、職業上、気道に刺激を与える薬剤などを扱っている人も、肺がんに罹患する率が高くなるといわれています。


肺がんの早期発見のために、40歳を過ぎたら少なくとも年に1回、できれば2回ほど定期検診を受けるようにしましょう。

2006年12月20日

肺がんの症状と治療

肺がんの症状と治療についてみてみましょう。

肺がんは、胃がんに次いで多いがんであり、近年激増しているがんの一つでもあります。


年代としては、40歳代から現われ始め、60歳を超えると急速に増加します。


また、肺がん患者の男女比は3対1で、男性の方が女性よりも圧倒的に多く発病しています。


肺がんの中で、気管に近い部分にできるがんは、多くの場合セキやたんといった自覚症状によって発見されます。


一方、それより先の肺胞までの広い部分にできたがんは、初期には自覚症状がないことがほとんどで、X線撮影によって発見されることが多いという特徴があります。


肺がんは、がん細胞の形により、“非小細胞がん”と“小細胞がん”に大きく分けられ、治療法もそれぞれで異なります。


非小細胞がんの治療は一般的に手術が行なわれます。一方、悪性度の高い小細胞がんの場合は、抗がん剤と放射線を組み合わせての治療が中心となります。

2006年12月18日

抗がん剤の副作用

抗がん剤の副作用についてみてみましょう。

抗がん剤治療は、多くの場合強い副作用を伴います。


代表的な症状としては、脱毛、吐き気、食欲不振、下痢、便秘、倦怠感、それに肝機能障害や腎機能障害、膀胱炎などが知られています。


どのような副作用が起こるかは、使用する抗がん剤の種類だけでなく、患者の状態によっても変わってきます。


抗がん剤は、その副作用を緩和するために、吐き気をおさえる制吐剤なども合わせて処方されることがあります。このように副作用を抑える治療は支持療法と呼ばれます。


抗がん剤というと、強い副作用というイメージから、その使用を躊躇する人もいるかもしれません。


しかし、抗がん剤の効果は決して低いものではなく、劇的にがんが縮小・消失するケースも少なくありません。

2006年12月17日

抗がん剤とは

抗がん剤についてみてみましょう。

抗がん剤とは、がんの化学療法で用いられる薬剤で、主なものとして代謝拮抗剤、アルキル化剤、白金製剤、抗がん性抗生物質、植物アルカロイド、分子標的治療薬などが知られています。


がんには、抗がん剤だけで治るがんもあれば、抗がん剤がほとんど効かないがんもあります。


抗がん剤が顕著に効果を発揮するものにはウィルムス腫瘍、小児性急性白血病、絨毛がんなどがあります。


その一方で、胃がんや大腸がんなどの“固形がん”には十分な効果を期待できません。


また、抗がん剤には“耐性の問題”があります。これは、いったんは効いた抗がん剤が、長い間使い続けるうちに、がん細胞に薬剤耐性ができてしまい、効かなくなるというものです。


そのような場合は、抗がん剤を別のものに切り替えなければなりません。

2006年12月16日

皮膚がんの原因と予防

皮膚がんの原因と予防について。

皮膚がんは、紫外線や刺激の強い化学物質との接触、放射線被曝などによって引き起こされる可能性が高いと考えられています。


また、火傷・ケガの跡などから発症することもあります。中でも、皮膚がんの原因として特に注目されているのは、太陽光に含まれる紫外線です。


現在、皮膚がんは増加の一途をたどっていますが、これは高齢化に加え、オゾン層の破壊によって以前より多くの紫外線が多く地上に降り注ぐようになったためであると考えられています。


ですので、皮膚がんを予防するためには、直射日光に当たる機会をできるだけ減らすことが必要であり、外出時には防止や長袖などで皮膚の露出を防ぎ、また日焼け止めを用いるのがよいとされています。

2006年12月15日

皮膚がんの種類と特徴

皮膚がんの種類と特徴についてみてみましょう。

皮膚がんは、大きく分けて“表皮がん”と“悪性黒色腫(メラノーマ)”の2種類があります。


表皮がんは、がんのできる位置によって“基底細胞がん”と“有棘細胞がん”に分けられますが、いずれも高齢者に多く、進行が比較的ゆっくりで、転移もしにくいことが特徴です。


一方の悪性黒色腫の方は、その名の通り悪性度が高く、転移しやすい皮膚がんです。


悪性黒色腫を切除せずに放置すると、リンパ節に転移することが多く、さらには脳や肝臓などの重要な臓器にも転移が広がっていきます。


悪性黒色腫は、“メラノサイト”と呼ばれる、メラニン色素を作る細胞や、ほくろの細胞ががん化したものと考えられています。


皮膚がんは、皮膚にできるので発見しやすいものですが、ほくろと間違えやすいので注意が必要です。


ほくろが急に大きくなる、ほくろの形がいびつで色にムラがある、ほくろから出血がある――といった症状があるときは、皮膚がんを疑ってみる必要があります。

2006年12月14日

すい臓がんの治療

すい臓がんの治療についてみてみましょう。

すい臓がんの治療の中心となるのはやはり手術ですが、手術を行なっても5年生存率は10~20パーセントと低く、しかも、1年以内に再発する率が非常に高いという特徴があります。


すい臓がんの手術は、がんの広がり方によって、すい臓を部分的に切除する場合と、全部を摘出する場合とがありますが、すい臓を全部とってしまった場合、体内でインスリンというホルモンを作れなくなってしまうため、術後その人は“糖尿病”になります。


ですので、すい臓を摘出した後は、生涯インスリンと、それからすい臓で作られる消化酵素を外から補わなければならなくなります。


すい臓がんの化学療法には「ジェムザール」という抗がん剤などが有効とされており、これを手術のできない進行性すい臓がんの患者に投与することで、延命効果を上げています。

2006年12月13日

すい臓がんの特徴

すい臓がんの特徴についてみてみましょう。

すい臓がんは、難治とされるがんの一つです。原因は不明ですが、喫煙・飲酒の習慣があり、脂っこい食事を好む50~70歳代の人に多く発病する傾向があるといわれています。


すい臓は胃や十二指腸、肝臓、脾臓、胆のうといった多くの臓器や門脈と呼ばれる大きな血管に隣接しているため、転移が非常に早く起こるという特徴があります。


また、すい臓がんは早期発見がきわめて困難ながんとしても知られています。


すい臓がんは、初期には自覚症状がほとんどなく、たとえ何らかの症状があったとしても、胃などの不調とカン違いされやすく、発見が遅れる傾向にあります。


人間ドックに入って検査を受けても、すい臓がんは見落とされてしまうことがよくあるといいます。


医療技術が進んだ現在でも、毎年2万人以上がこのすい臓がんで命を失っています。

2006年12月12日

がん保険を選ぶポイント

がん保険を選ぶポイントについてみてみましょう。

がん保険を選ぶ際のポイントには、どのようなものがあるでしょうか。


まずチェックしなければならないのは、保険期間。がん保険によって、保険期間が定期のものと終身のものとがあります。もちろんこれは、終身のものを選んでおいた方が安心です。


第2のチェックポイントは、特定治療・高度先進医療などに対応しているかという点。


がんの治療技術は年々進歩していますが、新しい治療法の中には「一定の成果を上げているにもかかわらず、健康保険の対象となっていない治療法」も多数あります。


しかし、がん保険の中には、健康保険のきかない高度先進医療も保障の対象としているものがあります。


第3のチェックポイントは、がんと診断されたときに、診断給付金が出るかどうか。


入院となると、その準備にはある程度まとまったお金が必要になります。


この診断給付金については、がん保険によって、がんが再発した時に何度でも診断給付金が受け取れるものと、再発の場合は給付されないものとがあるので、この点も要チェックです。


この他のチェックポイントとしては、在宅ケアの保障があるかどうか、手術費用の保障が充実しているかどうか、通院費用の保障が充実しているかどうか――といったことがあげられるでしょう。

2006年12月11日

がん保険とは

がん保険についてご説明します。

がん保険とは、保障の対象を“がん”のみに絞った医療保険のことです。


そのため、広範囲の病気やケガなどを対象とする一般の医療保険に比べて、がん保険は保険料が安くてすむという特徴があります。


また、一般の医療保険では、入院一回あたりの保険金の給付日数に、60日、120日、1000日といった制限がついていますが、がん保険にはこの給付日数に制限がないので、入院が長引いたとしても安心できます。


通算給付日数についても、一般の医療保険には700日、1000日といった制限があるのに対し、がん保険には制限がありません。


このようにメリットの多いがん保険ですが、保障の対象ががんのみに限られているので、あくまで補助的に加入すべき保険であるといえます。


なお、過去に一度でもがんと診断されたことのある人は、がん保険に加入することができません。


保険開始日から90日以内に、がんであると診断された場合も、保障の対象外となります。

2006年12月08日

前立腺がんの治療

前立腺がんの治療について見てみましょう。

前立腺がんは、がんが前立腺の中にとどまっている場合には、前立腺をすべてとる手術が行なわれます。


前立腺がんがすでに周囲に広がってしまっているときは、放射線療法や、ホルモン療法などが行なわれます。


放射線療法では、IMRT(強度変調放射線治療)、重粒子線治療、小線源治療といった、新しい治療法も行なわれるようになってきています。


一方のホルモン療法とは、前立腺がんは男性ホルモンに依存して増殖する特徴があるので、男性ホルモンを低下させることでがんを縮小させるというものです。


この他に、前立腺がんの治療法として最近用いられているものに、HIHU(高密度焦点式超音波治療)と呼ばれるものがあります。


これは、超音波を利用した治療法で、放射線治療と同等の効果を期待でき、かつ副作用が少ないという利点があります。

2006年12月07日

前立腺がんの特徴

前立腺がんについて見てみましょう。

前立腺がんは、50歳以降の男性に多いがんです。前立腺がんは、進行してくると、頻尿、尿が出にくくなる、尿の勢いが弱まる、血尿が出るといった症状が現われてくるようになります。これらの症状は前立腺肥大症とよく似ています。


前立腺がんの特徴は、骨に転移しやすいということ。前立腺がんが背骨や骨盤などに転移すると、激しい腰痛を引き起こします。


ところで、前立腺がんの初期段階は自覚症状がほとんどなく、そのため以前は「発見されたときにはすでに転移が進んでいた」――ということも少なくありませんでした。


しかし、現在ではPSAと呼ばれる検査で早期発見が可能になっています。50歳以上の男性は、年に1回はPSA検査を受けるようにするとよいでしょう。

2006年12月06日

子宮がん検診

子宮がん検診についてご説明します。

子宮がんは、初期の頃は自覚症状が全くありません。それゆえ、早期発見のためには、定期検診をきちんと受けることが大切になります。


子宮がん検診では、綿棒や特殊なブラシなどによって子宮の細胞を採取し検査する“細胞診”と呼ばれる方法と、コルポスコープという機械で子宮がんが疑われる部位を拡大して見ることで、異常がないか確認する“コルポ診”と呼ばれる診断方法の2種類があります。いずれも痛みなどはなく、数分で終了する簡単なものです。


この検査によって子宮がんが疑われた場合、次は小さな組織をとって調べる“組織診”という検査が行なわれます。


この組織診で、子宮がんかどうか、がんであるならどのようなタイプのがんか――といったことがわかります。


子宮がんは早期発見が第一です。30歳を過ぎたら、年に1度は子宮がん検診をうけるようにするといいでしょう。


2006年12月05日

子宮がんの種類と症状

子宮がんについてみてみましょう。

子宮がんの死亡率は、年々減少傾向にあります。これは、定期検診による早期発見の増加によるものとされています。


とはいっても、子宮がんによる死亡率は、女性では胃がん・肺がんに次いで第3位と、依然高い地位を占めており、決してあなどれるものではありません。


子宮がんは、がんができる部位によって“子宮頸がん”と“子宮体がん”とに分けられます。


子宮頸がんは、かつては40~60歳代に多いがんでしたが、現在は低年齢化が進み、20~30歳代で発症する人が増えています。


子宮頸がんは、初期の頃は全く自覚症状がありませんが、少し進行すると性交後や排便後、あるいはスポーツをした後などに出血が起こるようになります。


一方、子宮体がんの方は、閉経を境に増え、55歳前後が発症年齢のピークとなっています。


子宮体がんの主な症状もやはり出血です。閉経前後に子宮体がんになった場合、いったん止まった月経がまた始まったとカン違いすることが少なくないようです。


いずれにせよ、異常な出血があった場合は子宮がんの可能性を疑い、すぐに病院で検査を受けるようにしましょう。

2006年12月04日

大腸がんの原因と予防

大腸がんが近年急増しつつある背景には、食生活の変化があると考えられています。この数十年の間に、日本人の食生活は、かつての低脂肪で食物繊維の多い“和食”から、欧米型の高脂肪・低食物繊維の食事へとシフトしてきました。


しかし、脂肪の多い食品を摂取すると、腸内で胆汁酸や腸内細菌の働きにより発がん物質が発生します。この発がん物質が、大腸がんの原因の一つではないかと考えられています。


また、食物繊維の不足も、大腸がんの増加と深い関係があるといわれています。世界保健機関(WHO)に所属する国際がん研究機関の調査によると、食物繊維の摂取量が高いグループは、低いグループ と比べて、大腸がんの発生リスクが25%低かったといいます。


脂肪を控え目にし、食物繊維を多くとることで、大腸がんの予防に努めたいものです。

2006年12月03日

大腸がんの症状

大腸がんについてみてみましょう。

大腸がんは、近年日本人に急激に増加しつつあるがんです。決して予後の悪いがんではありませんが、大腸がんは検査がやや複雑で、早期発見が難しいとされています。


大腸がんは初期にはほとんど無症状ですが、がんが進行するにつれて下痢と便秘を交互に繰り返すようになったり、排便時に出血したりするようになります。


ところが、この大腸がんのサインを「痔」とカン違いしたり、あるいは“肛門の検診”ということで病院に行くのをいやがったりしているうちに、早期発見・早期治療のチャンスを失うケースが少なくありません。


大腸がんは、早期に発見すれば完治できる率が高いので、血便を見たら、「痔だろう」と安直に判断せず、一度きちんと診察してもらうようにしましょう。

大腸がんについて見てみました。

2006年12月01日

胸郭出口症候群の治療法

胸郭出口症候群の治療法についてみてみましょう。

胸郭出口症候群には、原因によって「肋鎖症候群」「斜角筋症候群」「過外転症候群」「頚肋症候群」の種類があります。


 胸郭出口症候群の治療は、病状が軽度の場合は運動療法を行います。

 肩甲骨を上げて、筋肉を強化するトレーニングをします。

 また、日常生活動作の注意点として、腕を下げて行う作業や、首の不良姿勢で行う動作を避け、また、重たい物を持ったり挙げたりしないように指導します。

 リハビリテーションとして温熱療法、ストレッチ、筋力強化訓練も指導されることがあります。

 また、装具療法として肩甲帯支持バンドを着用させることもあります。


 運動療法で効果が見られない場合は手術の対象となることもあります。

 閉塞している狭い部位を広げるため、第1肋骨や余分な骨を切除します。

 また、動脈の閉塞の場合、まれに血行再建術も行われることがあります。


 胸郭出口症候群による痛みに対しては、抗炎症剤、筋弛緩剤などが処方されます。

 自律神経様症状に対しては抗不安剤も投与されることがあります。

 また、場合により、神経ブロック療法も行われることがあります。